スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

自転車旅行後記~徳島2

徳島の二日目。
本番の日。
早朝より雨だった。
風もすでに強かった。
しかしピークは遅くなってから。対策は今のうち。

テントは木漏れ日のさすノーテンキな場所にたてていたので移動しなければいけない。
公園内をうろついて台風をしのげるような場所を探す。
植え込みのしっかりした場所をさがすわけだがそうそういいポイントはなかった。
児童会館という建物が園内にあったがしっかり鍵かけられてた。あたりまえだ。
いざってときは鍵壊して入ってしまおうかと思ったりもしたが。
あれこれ悩みつつトイレに行ったらいい場所発見。
四方が壁に囲まれているので即決。

20050905130305.jpg

(トイレと土手の壁の間から撮影)


テント設置場所の俯瞰図

(上から見た図)

倉庫にテントの側面を押し付ける形で設置。
「ペグ」という杭をテントの四隅と側面と前室のフライシートに打ち込むものなのだが、
旅行出立してからまもなく家に忘れたことに気づいてアウトドアショップで5本だけ買ってた。
7本打ちたいところだが5本しかないので赤いところにだけ打った。
左の前室のところと下中央のところのペグの上に落ちてたブロックのかけらを置いた。これが後に功を奏した。
自転車はトイレの通路に立てかけた。昼過ぎに見たらひっくり返っていたんだが。

これでまあ何とかしのげるだろうか、いや、しのげるに違いない。そんなことを思いつつ午前8時ごろにはそのままテントにこもった。
台風14号が過ぎるのは翌早朝との予報。
20時間はテントに立てこもらなければならないと判断。ゲンナリする。
その間寝ることも出来ない。
かくして台風14号との戦いの幕が切って落とされた。
なんてかっこよく書いてみたが自然の猛威はテント野郎の悲壮の決意などどうでもよくガンガン風は強まった。

午前の時点でそりゃもうすごい風。でも四方が壁なのでまあテントの中に僕がいればテントが飛ぶことはなさそうだった。
とはいえ風はまったくやまないし風以外の音がほとんど聞こえないし、テントの前と後ろがさえぎられているため外が一切見えない。
そんなときにテント越しに声をかけてくれる人がいた。
土手の向こうの団地のおばあさんだったのだが、その方がありがたいことに毛布を持ってきてくれた。
地元に住んでると人のやさしさを振り払おうとする自分がいたりするんだが、
旅人として見知らぬ土地にいると他人の優しさはすべて享受するようになる。不思議なもんだ。
本当にありがたかった。だが、この毛布を汚すわけにも行かない。
ビニール袋に入ってたのでクッションとして使うことにした。これが大いに役に立った。

正午前後で色々思いつつ携帯からのブログの更新をやめることにした。
が、それも心配をあおるらしいコメントをいただいたのでやめることをやめて3時間おきに更新することに。
タバコを見ると買い置き忘れたため10本程度しかなかった。明日の朝まで徹夜は必死なので2時間おきにタバコタイムとした。
その間、ただただ耐えるのだ。

時折襲う突風を手足を使って曲がりそうになるテントの支柱を押さえたりする。
こういうときは色々と頭を使う。支柱を支え続けるのはしんどい。
2リットルの水タンクを紐に引っ掛けその紐を日本の支柱にくくりつけて重石とすると割と安定することを発見。
有頂天で余裕ぶるがそんな工夫も数時間後には余り意味はなくなる。
時間が経つごとにすさまじい風がさらにすさまじいものになる。
これでピークかと思うのだがそれを越える暴風がやってくる。
こうなると精神的に追い詰められてくるもので、
団地の方に逃げ出そうと思って手持ちのコンビニ袋にできるだけの荷物を詰め込んでテントごと放置してしまおうと何度も思った。
実際暗闇が押し寄せてからきっちり荷物をまとめて出るか出ないかというところまでいったりもした。


つづく(長いテキストだなあ)
スポンサーサイト

テーマ : 自転車旅行
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

ひさ

  • Author:ひさ
  • 仕事が遊びで、遊びが仕事。
    石のはんこ屋は仮の姿。
最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。